くま家の子どもたち、子ぐま1(高)、2(中)、3(小)は、全員がZ会にお世話になってきました。
それぞれ取り組んだプログラムも違いますし、取り組んだ時期も違いました。
なので、いろいろなことが見えてきました。
今回は、そんなくま家が見てきた、Z会のメリットデメリットをお伝えしていきます。
我が家のZ会事情
我が家の子どもたち、子ぐま1、2、3が、いつZ会を始めたのか、何のコースを始めたのか、まとめてみました。
子ぐま1(現大学1年生)
期間:高校1の1年間
利用したコース:高校生コース
MEMO:高校が独自のオンライン教材を利用することになり一旦終了。その後、一般受験で大学受験合格。
子ぐま2(中学生)
開始時期:小5の1年間
利用したコース:公立中高一貫校対策コース、小学生コース
MEMO:地元の学習塾に通いながら1年間利用。6年生で個別塾の入塾テストに合格し、第一希望の国立中に合格。
子ぐま3(小学生)
開始時期:小2〜小5
利用したコース:小学生コース、Z会Asteria、Z会レゴプログラミング講座
MEMO:中学受験のための入塾テストにすんなり合格。通塾中も、Z会Asteriaを利用。
こうして書き出してみると、我が家の子どもたちは、Z会と共に成長したように思います。
各コースついて
総合的に、くま家はZ会をおすすめしていますが、子ぐまたちが、Z会に取り組んだ年齢と、コースがそれぞれ違うため、それぞれのメリットデメリットがわかりました。
そんなくま家が、小学生コース、中学受験コース、高校生コース、英語コース、レゴプログラミングコースについて、親目線でお伝えしてみます。
小学生コース
正直、小学生コースはやっておく価値は大きいです。
基礎学習は当然ながら、まだ中学受験するかわからないという子にとっても、塾の入室テストをパスする上で、とても役に立ちます。
子ぐま3は、小3からSAPIXに通い出しましたが、入室テストをパスすることができたのは、正直Z会のおかげでした。
学校の授業で満点を取っていても、中学受験専門塾の入室テストをパスするのは大変です。
「こんな少子化の時代に、塾に入室すらできないなんて」と思うかもしれませんが、学力重視の塾では、入室段階で落とされてしまうことは普通にありますので、Z会でしっかり基礎固めをしておくことで、いざという時に役立ちます。
《まとめ》
●基礎学習プラスαの勉強ができる
●学習習慣を育てることができる
●勉強は楽しいという学びの基本姿勢を育てられる
●塾入室の準備として利用できる
中学受験コース
子ぐま2が、5年生の時に受講したのは、公立中高一貫校対策コースでした。
正直問題も良くて、やりごたえのある内容です。
ただ、仲間と一緒に勉強する塾と違って、Z会は自宅での自学になります。
問題がわからなくなってしまったり、本人のモチベーションが上がらないという場合に、そこを乗り越えるのは本人の力だけにかかっています。
また、仲間と一緒に切磋琢磨しながら、競争していく意識が合格に近づく方法でもありますが、自宅での自学だと競争意識が育たないこともあります。
という意味では、Z会の中学受験コースは問題の質はいいものの、それを子どもが十分に使いきれない可能性も。
もちろん、中学受験は親のサポートが必須ですから、塾に通っていても、親が手抜きはできませんし、子どものやる気やモチベーションを支えるのは親であることも忘れてはいけません。
受験は情報戦でもありますから、過去の経験と最新情報を持っている塾のサポートは大きいです。
中学受験では、塾だけの勉強では足りないということも起こりえますから、塾プラスZ会をお勧めします。
《まとめ》
●問題の質が良い
●自学なので本人のモチベーションが問われる
●仲間との競争ができない
●親のサポートは必須
●塾プラスZ会の利用もあり
大学受験コース
高校1年の入学時からZ会を利用していた子ぐま1。
学校が別の教材を利用していたことで、そちらに切り替えることになったのですが、そうじゃなければ、そのままZ会を続けていたと思います。
Z会は、難易度が高めですから、本気になって、難関大学を目指したいならZ会をおすすめします。
ですが、かなり手応えのある問題ですから、勉強に身が入っていなければ、難しいと感じてしまうかもしれません。
感覚で言えば、偏差値60くらいでも、そこそこの手応えを感じると思います。
ですから、偏差値50くらいだと、正直ついていけない可能性も。
大学受験では、正直中学の学習範囲の振り返りが必要な子もいますから、そんな場合は、無理して難しいZ会ではなく、少しやさしめの教材から始めてもいいかもしれません。
また、Z会の良い点は、大学受験コースでも、親が進み具合をスマホでチェックできること。
塾に通っていても、親が知らされるのは結果だけですから、勉強の進捗管理はできません。
親子でしっかりコミュニケーションをとって大学受験を目指したければ、Z会はとっても便利です。
《まとめ》
●難易度が高い
●良質問題い取り組めるので、難関大学を受験するならおすすめ
●偏差値50前半くらいだと、難しくて取り組みにくいと感じてしまうかも
●高校生でも親が進み具合をスマホでチェックできるから、親がしっかり管理したい場合におすすめ
英語コース
Z会Asteriaと言えば、ペンでテキストのコードをなぞると音声が出るエブリスピークが画期的でしたね。
実は、エブリスピークは2021年までのサービスで、現在は、web上でネイティブの音声を聴いたり、自分の声を録音したりして、学習ができます。
さて、今回は、答えをズバリ先にお伝えすると、Z会Asteriaは、小学生のうちからやっておいて損はないです。
中学受験をするなら、さらにおすすめです。
中学受験をしないのであれば、時間に余裕があるはずなので、英語教室などに通う手もあるかと思います。
ですが、中学受験をする場合は、5年生からの2年間は、塾と家庭学習の日、そして、遊ぶ日を1日とったら、正直、他に時間を割く余裕がありません。(くま家の子ぐま3は、4年生から余裕がありませんでした。)
SAPIXの5年時ガイダンスでも、習い事の調整の話が出ました。
もちろん、ペース配分は、その子の能力ややる気、ご家庭の方針で様々だと思いますが、中学受験に特化した塾で、ある程度結果を出していくためには、よほどのギフテッドでない限り、勉強中心の生活にならざるを得ません。
ということで、英語を先取りしたくても、英語塾に行く余裕はないのが、中学受験組の現状です。
そんな時、自宅学習できるZ会Asteriaはとても便利です。
《まとめ》
●Web上でネイティブの音声を聴いたり、自分の声を録音して学習できる
●中学受験組は、5、6年から余裕がなくなるので、Z会Asteriaがおすすめ
●中学受験をしなければ、英語塾でも良い
レゴプログラミングコース
大学受験に情報が出ることになったこともあり、プログラミングをやらせたい親御さんは多いはずです。
ですが、今現在の習い事や塾を考えたら、もはや、プログラミング教室なんて行く暇がないと思っていませんか?
我が家もそうでした。
当時塾に通っていなかった長男(子ぐま2)は、プログラミング教室に通えたのですが、塾を早めからスタートした次男(子ぐま2)は、もはやプログラミング教室に行く暇はなし・・・涙
そんな時、Z会のレゴプログラミングコースは、我が家にはとても良かったです!
教材は最初に丸っと購入するので、仮に途中でやめたとしても、自宅でコツコツやっていくことができます。
すでにレゴプログラミングをやっていた長男子ぐま2に、アドバイスをもらいながら、次男子ぐま2は、自宅でプログラミングをやっていましたよ。
教材もとってもわかりやすくって、じっくり取り組んでいるのが印象的でした!
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《まとめ》
●情報の学習対策ができる
●塾や習い事で忙しくても自宅でできる
●教材を先に丸っと購入するので、退会後も自宅でできる
●教材がとてもわかりやすい
Z会は、各コースの使い方によって、メリット、デメリットがありますので、ご家庭の方針と、お子さんの状況や質に合わせて、選んでみてくださいね。
☝︎今回のまとめ
《小学生コース》
- 基礎学習プラスαの勉強ができる
- 学習習慣を育てることができる
- 勉強は楽しいという学びの基本姿勢を育てられる
- 塾入室の準備として利用できる
《中学受験コース》
- 問題の質が良い
- 自学なので本人のモチベーションが問われる
- 仲間との競争ができない
- 親のサポートは必須
- 塾と並行してZ会の利用もあり
《大学受験コース》
- 難易度が高め
- 良質問題い取り組めるので、難関大学を受験するならおすすめ
- 偏差値50前半くらいだと、難しくて取り組みにくいと感じてしまうかも
- 高校生でも親が進み具合をスマホでチェックできるから、親がしっかり管理したい場合におすすめ
《英語コース》
- Web上でネイティブの音声を聴いたり、自分の声を録音して学習できる
- 中学受験組は、5、6年から余裕がなくなるので、Z会Asteriaがおすすめ
- 中学受験をしなければ、地元の英語塾でも良い
《レゴプログラミングコース》
- 情報の受験対策に準備ができる
- 塾や習い事で忙しくても自宅でできる
- 教材を先に丸っと購入するので、退会後も自宅でできる
- 教材がとてもわかりやすい