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中学不登校→高校特進クラス★復活までの道のり(1)学校と教師の問題

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学校の教室 不登校
あの頃が一番辛かった・・・

これまで何度か書いてきた、我が家の長女、子ぐま1の中学不登校の問題。

思えば、当時は親子で暗闇を歩いているような状態でした。

くま家の体験が、今まさに渦中にある方のお役に立てれば幸いです。

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今だからわかるその原因

ズバリ、最初に子ぐま1の不登校の原因について書いていきたいと思います。

今だからわかることで、当時はわかりませんでした。

簡単に言うと、こんなことが原因でした。

当時生じた学校の出来事
過去に生じた学校の問題
学校や教師の問題
クラスメイトの問題
本人の問題
親の問題

今回は、学校と教師の問題について書いていきます。

本人の問題と、親の問題については、次の投稿に続きます。

現在、私立高校特進クラス所属、部活の部長をしながら、塾にも通う元気な女子高生の子ぐま1。

ここに至るまで、親子で、1つ1つの問題を整理してきました。

そして、深刻だった状況から、10ヶ月くらいで、道が開けてきました。

もちろん、問題が全て解決したわけではありませんでした。

大切なことは、問題を解決することだけではなく、親が一緒になって問題に対応することだと思います。

それによって子どもたちは安心して、少しずつ希望が見えてきます。

かわいい女の子の人形
いつだって希望はある!

もちろん、原因となっていた全ての問題が解決できるとしたら、幸せなことです。

ですが、我が家が体験したように、問題解決のために、学校の正面玄関から入っても、一家庭では難しいこともあります。

学校の環境

子ぐま1が、中学に入って気を病んでしまったのは、そもそも、学校の荒れた環境にありました。

クラスの中で飛び交う言葉に、傷つくことが多くなりました。

静かなタイプだった子ぐま1は、徐々に居心地の悪さを感じて、学校に行くと頭痛や腹痛がするようになりました。

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一小一中のメリットデメリット

子ぐま1の学区は、一小一中でした。

一小一中とは、1つの小学校から1つの中学校に持ち上がって、外部からの流入がない学区のことです。

一小一中は、メリットとデメリットの両方があります。

《メリット》
安定した学年の場合は安心
家族のような密な関係で成長していける
仲の良い友達がいる場合は安心
かっこつけず、ピュアで、自分らしくいられる

《デメリット》
荒れた学年の場合は、さらに荒れてしまうことも
自分と相手の境界線がなくなって、良くも悪くも家族みたいな関係になりがち
苦手な子がいる場合は逃げ場がない
デリカシーがなく、いつまでも子どもっぽく振る舞ってしまう子も

子ぐま1の学年は、小学生時代から非常に荒れていました(涙)。

ということで、荒れた学年が、そのまま中学校に持ち上がり、さらに強風が吹きつける状態に。

一小一中地域の中学の質は、学年にかなり左右されます。

小学校時代から、どんな学年なのか、よく観察しておいたほうがいいですね。

止まれの標識
わかっておけば避けられることもある・・・

教師の問題

どんな学校にも、いろんな教師がいます。

ですが、子どもは、教師を選べません。

詳細は端折りますが、子ぐま1は、ある年配の教師の問題に巻き込まれてしまいました。

問題は、ざっとこんなことでした。

1)その教師の言動の問題
2)教師間の関係性の問題

1)は、まあ、どこでもあり得るとはいえ、本来なら、あってはいけないことです。

2)は、後から知って驚きました。

ですが、年下が年上にモノを言えないと言うのは、どんな組織でもありえます。

ですが、職員室のことは、保護者や子どもには見えませんから、状況が把握できません。

学校とはいえ、運営には、先生たちの立場が影響することも、わかっておく必要がありますね。

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頼もしかったスクールカウンセラー

当時、お世話になっていたスクールカウンセラーが、こんな風に伝えてくれました。

子ぐま1が、教師の関係性の問題に巻き込まれていて、適切な対応が受けられていないこと
若い教師が萎縮していて何も言えない状況になっていること
これは教師と学校の問題で、子どもと保護者の問題ではないこと
学校はすぐにでも子ぐま1が授業を受けられるように対応しなければいけないこと

そのスクールカウンセラーは、「私が対応します!」と言って、すぐに学校と掛け合ってくれました。

これには、本当に助けられました。

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不登校時代に支えになったもの

子ぐま1が、そんな学校問題に巻き込まれながらも、私立高校の特進クラスへの道が繋がったのは、塾のおかげです。

子ぐま1は、不登校になりながらも塾だけは通い続けました。

学校にいると夕方頃には頭痛がして、疲れて帰ってくるのですが、塾に行くと、すっかり頭痛がなくなってしまうのです。

日本の中学生
心も体も変化する思春期は、色々ありますね・・・

塾はもちろん慈善事業をされているわけではありません。

ですが、逆に言えば、黙って給料をもらっていられる組織ではありませんから、先生たちはいつも真剣に仕事をしています。

子ぐま1にとっては、学校の先生より、塾の先生の方が、信頼できたようでした。

そして、最後まで、塾の先生だけを信頼しながら、中学を卒業しました。

こんな風に、塾や勉強が、子どもを助けてくれることもあります!

学校は無理でも、塾やフリースクールの先生たちとの出会いで、希望が持てることもあります。

学校だけが所属場所と思わずに、ぜひ学校外で居場所を見つけてみてはどうでしょう?

引き続き、子ぐま1がどうやって不登校から復活したかをつづっていきたいと思います。

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☝︎今回のまとめ

  • 問題は解決できた方がいいが、解決よりも大切なことは、親が子どもと一緒に問題に向かい合うこと
  • 環境はとても重要
  • 一小一中地域は、学年の質に注意しておく
  • 学校も組織なので、運営上は色々ある
  • スクールカウンセラーが、学校との間に入ってくれることもある
  • 学校以外の場所(塾・フリースクールなど)が助けになることがある
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