野球小僧だった子ぐま2が、小6の1年間だけ中学受験塾に通って、なんとか国立中に合格した話をしました。
正直、小6だけの1年間の受験勉強で、難関私立を目指している子たちの学力には、到底追いついていなかったと思います。
だけど、第一志望だった国立中学に、なんとか、約5倍の倍率で合格できました。
なぜかというと、小6の終わりまで野球を続けたあきらめなかった気持ち、レゴロボットプログラミング教室で育った、プログラミング思考が経験が、受験で活かされたからです。
そして、面接で、この2つで達成したことをしっかりと伝えられたからだと思います。
1年生から始めたレゴロボットプログラミング教室
子ぐま2は、小学校1年生の夏休みからレゴを使ったゴロボットプログラミング教室に通い出しました。
正直、やんちゃだった子ぐま2には、小さな頃から、手がかかりました。
もともとレゴが大好きだったので、「好きなことを見つけてられたら落ち着くかな」と思い、通うようになりました。
入室してすぐ、子ぐま2は、プログラミングに集中して、行動も落ち着くようになり、ぐんと成長しました。
大好きなものと出会ったときの力
落ち着きのなかった子ぐま2ですが、小さな頃から、レゴが大好きで、家でも集中して遊び続けていました。
小学校4年生の時には、教室代表となって全国大会にも出場。
日本全国、またベトナムからやってきたレゴキッズたちと、本気で熱い対戦をしました。
結果、2回戦で負けてしまい、全く賞には手が届きませんでしたが、「日本全国にも、世界にも、こんなにできる子がいるんだ!」と知った体験は、本人にとって一生忘れらない体験になったと思います。
片方の手に野球のボール、もう片方の手にレゴを持って、小学生時代を過ごした子ぐま2。
そんな子ぐま2は、勉強に本腰を入れる5年生の春まで、プログラミング教室に通い続けました。
勝負が男の子を強く、正直にする
子ぐま2は、野球でもレゴロボットプログラミング教室でも、真剣な勝負を体験してきました。
勝負というのは、文字通り、勝って負けるということで、ただ勝ち続けることが重要ではありません。
堂々と勝って、堂々と負ける。
勝って喜び、負けて悔しがる。
しかも、大勢の注目を受けながら、勝って、負けて、負けて、勝って・・・とやるわけです。
この体験を繰り返すことが、本人の大きな自信になります。
面接に活かされた落ち着きと正直さ
こうして作られた自信が、受験の面接でも、子ぐま2を落ちつかせて、お腹から声をだし、ゆっくりと、そして正直に話す力となったようです。
受験のグループ面接の時、隣にスラスラと上手に話をする大人っぽい男子がいたと言います。
全然そんな風には話せないと思った子ぐま2は、ちょっと自信を失ったそうです。
結局、子ぐま2は、何も隠せないと思って、嘘をつかずに、自分の言葉で、正直に面接官の質問に答えたと言います。
面接官に「うちの学校では音楽に力を入れているけど、音楽は好きですか?」と聞かれた時、子ぐま2は「僕は、音楽の成績はあまり良くないし、音楽は得意ではありませんが、みんなで一緒に活動することは好きなので、取り組む自信はあります!」と、飾らない言葉で答えたと言います。
面接が終わった時、ちょっと自信なさげに「そんな風にしか答えられなかったよ・・・」と言っていましたが、嘘をつかずに堂々とありのままに答えたことが、結果合格につながったのだと思います。
スラスラと上手に話していた大人っぽい男子の受験番号は、残念ながら、合格リストにはなかったと子ぐま2はびっくりしていました。
レゴロボットプログラミング教室で算数と理科の先取り
レゴロボットプログラミング教室に最初に入った時、教室長から「算数と理科に強くなりますよ」と聞きました。
正直、当時は「へ〜〜」という感じでしたが、確かにそれは本当でした。
受験勉強に取り組むのが遅かった子ぐま2ですが、それでも算数や理科が得意でいられたのは、レゴロボットプログラミング教室で育てられた、プログラミング思考のおかげです。
本人も受験勉強をしながらも、レゴロボットプログラミング教室で習っていたことを何度か思い出すタイミングがあったようです。
テキストは、教材として本当によくできていて、しっかり解説されたテキストに、穴埋め形式で答えや実験結果を書き込んでいきます。
毎回しっかりと理解ができて、さらにその理解が、知識として積み上がっていくのがわかるのです。
子ぐま2は、レゴロボットプログラミング教室で基本的な情報処理の教育を受けてきました。
楽しく、実践的に学べる、レゴロボットプログラミング教室の経験は、子ぐま2の財産です。
中学受験を前にした本人の決断
本人が静かに「僕、ロボットやめる」と言った時には、そうせざるを得ないことはわかっていても正直ショックでした。
子ぐま2は、1年生の頃からレゴロボットプログラミング教室に通い、そこで自分らしさを発見しました。
それくらい信頼していたレゴロボットプログラミング教室を、まさか小学校生活を終える前にやめることになるなんて・・・という感じでした。
だけど、あの時の子ぐま2の決断は、本当に静かで、力強いものでした。
「野球と中学受験の勉強をしながら、ロボットを続けることは難しい。今野球をやめたら、大会を諦めることになるけど、ロボットは今やめても大学でできると思う。教室は辞めても、ロボットをやめるわけじゃないから。」
子ぐま2の思いを聞いて、母くま子は、涙が出る思いでした。
あんなに大好きだったレゴロボットプログラミング教室をやめなきゃいけないほど、勉強って本当に大切なんだろうか。
野球をやってなかったら、レゴロボットプログラミング教室は続けられたかもしれないな。
そしたら、また全国大会にもいけたかもしれないな。
私の方があれこれ思いが止まりませんでしたが、そんな決断をした子ぐま2が、誇らしくもありました。
レゴキッズなら一度は行きたいレゴランド!プログラミングのイメージがまだ持てないお子さんでも、レゴランドに行ってみたら、やってみたいって思うかもしれません。チケットはオンラインで予約できますよ!
もう、本人の人生が始まっているんだなと思った瞬間でした。
5年間、レゴロボットプログラミング教室に通えたことは、本当にかけがえのない体験でした。
レゴロボットプログラミング教室育ちの野球小僧だった子ぐま2は、5年生の2月から中学受験塾へ入学し、1年間頑張った結果、合格することができました。
結果、合格を勝ち取れたのは、確実に、受験勉強以外の体験があったから。
ただ、闇雲に偏差値を追いかけるだけではなく、本人の好きなことや特徴を生かした教育で、その子にぴったりの学校選びと受験ができるといいですね。
来年から大学受験に「情報」が加わり、プログラミングは学校教育の基本科目となります。楽しいと思えるロボットプログラミングからスタートすると、お子さんの苦手意識もなくなるはずですよ。自宅でできるZ会のプログラミングシリーズから始めましょう。我が家も、使っていましたよ!
☝︎今回のまとめ
- レゴロボットプログラミング教室の経験が受験に活きた話
- レゴロボットプログラミング教室のテキストはとても質が高い
- レゴロボットプログラミング教室ではロボットプログラミングをしながら、算数と理科の先取りができる
- 勝負の世界で、男の子は自信を得て、正直になれる
- 嘘をつかずに堂々と正直に話せたことが、合格につながった
- レゴロボットプログラミング教室で育ったから、受験勉強に取り組むのが遅くても合格できた
- 受験勉強以外の教育で合格できた