現在、大学1年(子ぐま1)、中学3年(子ぐま2)、小学6年(子ぐま3)の後期子育て中(笑)、くま子です!
以下の記事では、国立中学の学費ついて書いてみました。
今日は、国立中のコスパ問題について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います!
国立中のコスパ問題
さて、上の記事から分かるように、国立中のコスパはあまりいいとはいえませんよね。
ただ、見逃してはいけないのは、教育の質です。
それについては、以下の記事で書きましたが、我が家としては、それでも国立中の価値は高いと思っています。
ちなみに我が家の場合は、野球少年だった子ぐま1が、6年生の1年間だけの受験勉強でなんとか頑張れて、さらにその先の進学のことも考えた上で、選んだのが国立中学でした。
ですから、正直、コスパは最高です。
ただ、皆さんのお子さんの状況によって、コスパについては答えが変わると思います。
中学受験にお金をたくさん注ぎ込んで、高校が併設されていない国立中に進学して、さらに高校受験・・・となると、子どもの受験ストレスも、親の負担も大きくなる可能性も。
進学先については、親のエゴや偏差値だけで選ばずに、お子さんのその先をイメージして、選んでみくださいね。
受験の意味を考える
まずは、なんのための受験なのかを考えておくことは、とても大事です。
我が家の場合、息子と親で、当時こんな気持ちでした。
息子の気持ち | 親の気持ち |
ロボット博士になりたい 数学が好き 野球は6年生までやりたい | 公立中は避けたい 理系なら国立を目指して欲しい 野球はど素人でクラブチームのサポートまではできない |
息子が保育園の時に言った「ロボット博士になりたい!」という夢と(笑)、本人の理数好きの傾向を見据えて、将来理系に進む道を確保しておくために、現在の道を選択しました。
逆算すると・・・
・理系大学なら国立大学を狙った方が良い
・国立大学を狙うなら、高校はなるべく進学校に入った方良い
だけど、同時に、本人は野球を6年生まで続けたいというし、私たち親は公立中はなんとか避けたいと思っていました。
つまり・・・
・野球を6年までやるということは、一般の中学受験塾にはそもそもいけない
・よって、選べる私立中学は限られるし、私立受験は不利
・不利な中で将来の選択肢を広げておきたい
・国立受験は倍率は高いけれど、中受層は選ぶ傾向は少ないので、偏差値は低めとなっている(※もちろん、筑波大附属、筑駒、学芸大附属などの上位校は別)
・受験科目が私立より少ない
・高校で国公立や私立の進学校にチャレンジできる
・6年生1年間の受験勉強なので、本人も高校受験に向かう余力がある
そして、ひらめいたのが、国立中受験でした。
正直、小学生で、野球とロボットのどっちか選べなんて、無理な話です。
親としても、どっちもやらせてあげたかったですし、なんなら、その先やりたいことが変わることだって当然あります。
とにかく、将来の選択肢を減らさないことが、凡人の我が家のモットーでした。
もちろん、お子さんにずば抜けた情熱と才能があるなら、小学生のうちから野球一筋、勉強一筋というのも、アリだと思います!
また、それを支える親の心意気があるなら!
我が家の場合、もし、本人が、地元の小学校の友達と一緒に中学に行って、勉強はさほど力を入れる必要はないと思っていたなら、公立中でもよかったですし、6年生の1年間だけの受験勉強で、なんとか入れる私立中学を受験してもよかったのだと思います。
ですから、結局は、夫婦間、親子間で、気持ちをすり合わせることが大切です。
※我が家が、公立中を避けたい理由は、以下の記事でチェックしてください。
親が考える意味と子どもの気持ち
大事なことですが、今しか生きていない小学生の子どもたちに「将来について考えて!」と言っても、そもそも無理があります。
小中学生の子どもに「理系だったら大学は国立がいいから・・・」なんて話しても、全くイメージがつかめません。
まま、コクリツっておいしいの?
それに正直、6年間という長い中学高校生活ですから、いろいろなことがあって、本人が嫌になることも、落ち込むことも、別のことに目覚めることもあるのです。
我が家の長女、子ぐま1は、不登校経験もあって、公立高校受験には失敗しましたが、結果的に望んでいた私立高校に入学し、大きく変わりました。
あのまま、公立高校に行かなくてよかったなと思ったほど。
ちなみに今は、大学1年生。
毎日勉強も忙しそうですが、やりたいことが学べて、自由もあって、毎日が充実しているようです。
お子さんの未来を親の気持ちだけで決めるのではなくて、お子さんの傾向と、親が大事にしたいこと、また、今後の変化に対応できるような可能性を考慮して、受験も学校も選択するといいでしょう。
話し合いがとっても大事ですね!
いろいろ葛藤あって国立中学を受験した我が家の息子が、最初に受験を意識したのは、Z会の中学受験コースでした。結果的に、個別指導塾に1年間通い、合格を手にしました。受験の基本姿勢となる自学習慣をつけるためにも、もう一歩踏み込んで中学受験をするためにも、Z会からのスタートをお勧めします。
Z会の通信教育 小学生コース と Z会の通信教育 中学受験コース どちらもお勧めです。